注目の療法

他のがん治療と併用されるケースが増えていくでしょう

温熱療法は、現在注目が高まっている治療法です。一定の温度に達した場合に起こる細胞の変化に注目し、現在ではがんの治療にも温熱療法が用いられているのです。がんの治療で行なわれる温熱療法では、がん細胞の性質に注目して患部に集中的に温熱効果を与えます。熱に弱いというがん細胞の性質を最大限に利用し、正常な細胞にダメージを与えることなく治療を行なう訳です。この治療法では温熱によって体温も適度に上昇します。免疫力は体温が上がることで活性化されると言われているため、温熱療法ではがん細とを戦う自然治癒力もアップさせることが出来るのです。今後はこういった温熱療法を、化学療法や放射線治療と合わせて行なっていくケースが増えていくと考えられます。

体の状態によっては避けた方良い場合もあります

温熱療法を行なうに当たっては、避けた方が良い状態もあります。例えば、心臓疾患を抱えている方や出血性の症状のある方、血圧などに異常のある方の場合には医師と相談の上決して無理をしないことが必要になるのです。血栓のある方の場合には、流れ出した血液の影響で剥がれた血栓が悪影響を及ぼすことがあるため、さらに注意を要します。又、ペースメーカーなどを使用している場合にも温熱療法は避けた方が良いとされているのです。妊娠中の方も基本的には温熱療法は避けます。熱によって治療を行なう温熱療法は、がん細胞の死滅など様々なメリットが得られる方法ですが、発熱と同様に体には一定の負担をかけます。体力も消耗する傾向があり、治療後は安静が必要です。

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